2011年 07月 24日
東京の交通100年博 |
先週の話です。
江戸東京博物館で始まった「東京の交通100年博」を見てきました。東京都が運営する、地下鉄・バス、そして都電の100年にスポットを当てた展示です。中でも、かつては「時代遅れの乗り物」と酷評された都電について、とても詳しく、また情熱的に展示してあり、都電ファンの私も納得。わざわざ奈良から行った甲斐がありました♪ ちなみに私は同館には初めて行きました~ カミさんは高校時代の修学旅行以来だそうで、帰った後に発表会があったため、かなり真剣に見たそうです(笑)
今回の一番の目玉はこれ↓
都電廃止後、約30年にわたって個人宅にて大切に保存されていた都電6000型6086の展示! 廃止後30年も経てば朽ち果て、そのまま解体…となるのが常ですが、その保存状況の良さに、交通局に里帰りを果たした奇跡の車両です。昨年、荒川車庫に保存されているのは見ましたが、今回は車内まで見学できます! 「Always 三丁目の夕日」の続編である「Always 三丁目の夕日'64」のセットと共に綺麗に整備され展示されておりました。
そして、もう一つの目玉がこれ↓
76年ぶりに里帰りを果たした、函館市電のササラ電車! 旧東京市電ヨヘロ形で、1917年(大正6年)製。ヨ=四輪、へ=ベスチビュール(運転席の窓)、ロ=大正六年との事で、1934年の函館大火際に復興支援として東京市から譲渡されたものだそうです。今は除雪専用となり、車体もド派手なゼブラ色(関西ではトラ柄という)になってますが、曲線を描く車体に当時の面影を残しているそうです。
この展示だけでも満足なのに、屋内展示も見入ってしまうほど充実していました。100周年を記念して販売している「都営交通100年の歩み」「都営交通100周年 都電写真集」「DVD 都営交通100年の軌跡」は、都電ファンなら抑えておきたいところ。貴重な写真や映像が満載で、少々値が張りましたが納得の品です。
年代的に“都電黄金期”は存じませんが、昔からその話を聞いたり、写真を見たりしてとても身近に感じておりました。幼かった頃、銀座や飯田橋界隈には都電の線路がアスファルトの下に埋まっており、一部顔を覗かせている所を見るのがとても楽しみでした。また、最近まで都電の遺構として残っていた芝浦の船路橋や、秋葉原の架線柱など、何回も見に行ってその時代に思いを馳せた物です。それに私の住まいは唯一の“都電”である荒川線の近くでもあり、昔からよく利用していたことも大きく影響しております。デロリアンがあったらぜひとも都電黄金期に行ってみたい物ですね~ それよりもなにも、LRTとしての都電復活に期待してしまいます! 路面電車は次世代の都市交通に生まれ変わったのですから!
江戸東京博物館を堪能した後、一旦実家に帰り、「のぞみ」で奈良に帰りました。
8月以降は、東京に行く機会が減りそうです…
江戸東京博物館で始まった「東京の交通100年博」を見てきました。東京都が運営する、地下鉄・バス、そして都電の100年にスポットを当てた展示です。中でも、かつては「時代遅れの乗り物」と酷評された都電について、とても詳しく、また情熱的に展示してあり、都電ファンの私も納得。わざわざ奈良から行った甲斐がありました♪ ちなみに私は同館には初めて行きました~ カミさんは高校時代の修学旅行以来だそうで、帰った後に発表会があったため、かなり真剣に見たそうです(笑)
今回の一番の目玉はこれ↓
都電廃止後、約30年にわたって個人宅にて大切に保存されていた都電6000型6086の展示! 廃止後30年も経てば朽ち果て、そのまま解体…となるのが常ですが、その保存状況の良さに、交通局に里帰りを果たした奇跡の車両です。昨年、荒川車庫に保存されているのは見ましたが、今回は車内まで見学できます! 「Always 三丁目の夕日」の続編である「Always 三丁目の夕日'64」のセットと共に綺麗に整備され展示されておりました。
そして、もう一つの目玉がこれ↓
76年ぶりに里帰りを果たした、函館市電のササラ電車! 旧東京市電ヨヘロ形で、1917年(大正6年)製。ヨ=四輪、へ=ベスチビュール(運転席の窓)、ロ=大正六年との事で、1934年の函館大火際に復興支援として東京市から譲渡されたものだそうです。今は除雪専用となり、車体もド派手なゼブラ色(関西ではトラ柄という)になってますが、曲線を描く車体に当時の面影を残しているそうです。
この展示だけでも満足なのに、屋内展示も見入ってしまうほど充実していました。100周年を記念して販売している「都営交通100年の歩み」「都営交通100周年 都電写真集」「DVD 都営交通100年の軌跡」は、都電ファンなら抑えておきたいところ。貴重な写真や映像が満載で、少々値が張りましたが納得の品です。
年代的に“都電黄金期”は存じませんが、昔からその話を聞いたり、写真を見たりしてとても身近に感じておりました。幼かった頃、銀座や飯田橋界隈には都電の線路がアスファルトの下に埋まっており、一部顔を覗かせている所を見るのがとても楽しみでした。また、最近まで都電の遺構として残っていた芝浦の船路橋や、秋葉原の架線柱など、何回も見に行ってその時代に思いを馳せた物です。それに私の住まいは唯一の“都電”である荒川線の近くでもあり、昔からよく利用していたことも大きく影響しております。デロリアンがあったらぜひとも都電黄金期に行ってみたい物ですね~ それよりもなにも、LRTとしての都電復活に期待してしまいます! 路面電車は次世代の都市交通に生まれ変わったのですから!
江戸東京博物館を堪能した後、一旦実家に帰り、「のぞみ」で奈良に帰りました。
8月以降は、東京に行く機会が減りそうです…
by adv-kou
| 2011-07-24 20:20
| 鉄道
|
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