2011年 04月 24日
京都・滋賀 名所巡り |
生駒に来て3回目の週末です。土曜日は夕方までしっかりとした雨でしたので、雨が止んでから近所を自転車で周ったのみ。それでも色々と収穫がありました。そして日曜日。布団の中から青空が見えたので、支度をして直ちに出発。バイクがあったら間違えなく走りに行っていた空色です。でもまだ無いので、電車に乗って気になっていたスポットへ出発です。
生駒駅からは、まずは近鉄で西大寺に出て京都方面へ。丹波橋で京阪に乗り換え、中書島を経由し六地蔵で京都市営地下鉄にまた乗り換え。御陵(みさざき、と読むらしい)駅で再び京阪・京津線に乗り換えて、第一の目的地である浜大津へ行きます。この京津線、かなりの急勾配・急カーブを繰り返し、山を越えて京都から滋賀に入ります。
そして最後は市街地を併用軌道で駆け抜けます。一見すると路面電車のようでもあり、まあそんなに珍しくも無いのですが、京津線の特筆すべきところは…
4両編成の普通の電車が併用軌道を走ると言う異様な光景! 軌道法では、併用区間を走れるのは30m以下の車両に限る、とありますので、全国でもここだけの特例措置です。(江ノ電は鉄道法)
自動車の交通量はそんなに多くは無いですが、朝や夜は大変そうですね~ ちなみに併用軌道内にはいくつも横断歩道があり、当然赤になると人が渡ります。その時は4両編成の電車ももちろん信号待ちしておりました。珍百景ですね~ この京津線、京都市街を走る地下鉄東西線にも乗り入れているというのがまた面白いです。
↑ユーチューブに動画がありました。
京津線を楽しんだ後は、JRで京都駅へと向かいます。京都駅ではアレを撮らなくては~
先日乗ってかなりビックリした車両・103系! かつては山手線や京浜東北線、中央線に総武線などでも活躍していた車両です。関東圏では絶滅して久しいのですが、関西では未だに現役! しかも初期型の低運転台ばかり。最も古いもので50年は経過しますよ~ なんと物持ちがいいのでしょう。私も10年ぶりぐらいに乗りました。隣のホームには札幌からのトワイライトエクスプレスが到着していましたが、私は103系にくびったけ!
京都駅を出て西に歩いていると、だんだんと暗くなり、雷が鳴り出しポツポツときだしました。慌てて公園に駆け込むと、そこはなんと偶然にも梅小路蒸気機関車館(笑) 来てみたかったんですよね~☆
中に入るととたんに大雨になりました。まずは全体を駆け足でぐるっと見て周ります。我が国最大の蒸気機関車・スワローエンゼルC62 2の前で親子が記念撮影しています。C62 2を見るのは2回目。15年ほど前、大宮にやってきたとき目にしました。C62 3は北海道で爆走していたのをカメラに納めております。
日本を代表する蒸気機関車数十両が展示されております。開館当時はほとんどが動態保存だったそうですが、今では数両が稼動しているだけです。それでも扇型機関庫と転車台を備えた設備は貴重です。
機関庫の脇には大好きな50系が休憩室として使われていました。昔よく乗ったなあ~
お弁当を買って機関庫の中で食事した後、改めてゆっくりと見て周ります。しばらくすると雨も止んで青空が見え始めました。
1,000両以上製造され、戦争を挟んで日本を支えたSLの代名詞・D51の1号機と、C62の1号機が静態展示。
構内を行き来する「スチーム号」はC61 2。まもなく復活するJR東日本のC62 20の健脚ぶりとは比較になりませんが、それでも迫力があります。何回か走行シーンを見たあと、少し時間を潰さなくてはならないので、もう一度館内をよく見て周ります。
こちらでは本線走行が可能なC56 160を点検中。JR西日本で本線上を走れるのはこのC56(通称:ポニー)とC57(通称:貴婦人)のみ。それに比べJR東日本はD51、C57に加え、C61の大型機3両。台所事情を如実に反映してますね。でっかい機関車は維持費も高いのです。
15時半、最終のスチーム号が運転された後、C61が車庫へと戻されます。コレが見たかったのです。ゆっくりと転車台に進入…
転車台に乗った後…
ぐるっと2回転! いつもより多く回っています!? 意外と回転スピード、早いんですね~
燃えカスを掃除してもらい、石炭、水を補給します。煙突から出た灰が降り注ぎます~
最後に一仕事。整備中のC56のテンダーを連結して移動。
再び転車台で向きを変えてねぐらに入りました。お勤め、お疲れ様です! 梅小路蒸気機関車館は土日祝日の14時頃行くのがおすすめです。やはり一連の作業は見ておかなくては。
たっぷりSLを満喫したあと、歩いて京都駅に戻ります。帰りついでに東寺に寄りますが、拝観料が掛かるのね~ またの機会に。
駅前のイオンモールを見て回った後、近鉄に乗って帰りました。今日は念願の?20,000歩到達。距離にすると16キロだそうです。やっぱり歩くのが一番!
来週は東京に帰って、いよいよADVをお出迎え。生駒常備になったら活動範囲も一気に広がりそうです!
生駒駅からは、まずは近鉄で西大寺に出て京都方面へ。丹波橋で京阪に乗り換え、中書島を経由し六地蔵で京都市営地下鉄にまた乗り換え。御陵(みさざき、と読むらしい)駅で再び京阪・京津線に乗り換えて、第一の目的地である浜大津へ行きます。この京津線、かなりの急勾配・急カーブを繰り返し、山を越えて京都から滋賀に入ります。
そして最後は市街地を併用軌道で駆け抜けます。一見すると路面電車のようでもあり、まあそんなに珍しくも無いのですが、京津線の特筆すべきところは…
4両編成の普通の電車が併用軌道を走ると言う異様な光景! 軌道法では、併用区間を走れるのは30m以下の車両に限る、とありますので、全国でもここだけの特例措置です。(江ノ電は鉄道法)
自動車の交通量はそんなに多くは無いですが、朝や夜は大変そうですね~ ちなみに併用軌道内にはいくつも横断歩道があり、当然赤になると人が渡ります。その時は4両編成の電車ももちろん信号待ちしておりました。珍百景ですね~ この京津線、京都市街を走る地下鉄東西線にも乗り入れているというのがまた面白いです。
↑ユーチューブに動画がありました。
京津線を楽しんだ後は、JRで京都駅へと向かいます。京都駅ではアレを撮らなくては~
先日乗ってかなりビックリした車両・103系! かつては山手線や京浜東北線、中央線に総武線などでも活躍していた車両です。関東圏では絶滅して久しいのですが、関西では未だに現役! しかも初期型の低運転台ばかり。最も古いもので50年は経過しますよ~ なんと物持ちがいいのでしょう。私も10年ぶりぐらいに乗りました。隣のホームには札幌からのトワイライトエクスプレスが到着していましたが、私は103系にくびったけ!
京都駅を出て西に歩いていると、だんだんと暗くなり、雷が鳴り出しポツポツときだしました。慌てて公園に駆け込むと、そこはなんと偶然にも梅小路蒸気機関車館(笑) 来てみたかったんですよね~☆
中に入るととたんに大雨になりました。まずは全体を駆け足でぐるっと見て周ります。我が国最大の蒸気機関車・スワローエンゼルC62 2の前で親子が記念撮影しています。C62 2を見るのは2回目。15年ほど前、大宮にやってきたとき目にしました。C62 3は北海道で爆走していたのをカメラに納めております。
日本を代表する蒸気機関車数十両が展示されております。開館当時はほとんどが動態保存だったそうですが、今では数両が稼動しているだけです。それでも扇型機関庫と転車台を備えた設備は貴重です。
機関庫の脇には大好きな50系が休憩室として使われていました。昔よく乗ったなあ~
お弁当を買って機関庫の中で食事した後、改めてゆっくりと見て周ります。しばらくすると雨も止んで青空が見え始めました。
1,000両以上製造され、戦争を挟んで日本を支えたSLの代名詞・D51の1号機と、C62の1号機が静態展示。
構内を行き来する「スチーム号」はC61 2。まもなく復活するJR東日本のC62 20の健脚ぶりとは比較になりませんが、それでも迫力があります。何回か走行シーンを見たあと、少し時間を潰さなくてはならないので、もう一度館内をよく見て周ります。
こちらでは本線走行が可能なC56 160を点検中。JR西日本で本線上を走れるのはこのC56(通称:ポニー)とC57(通称:貴婦人)のみ。それに比べJR東日本はD51、C57に加え、C61の大型機3両。台所事情を如実に反映してますね。でっかい機関車は維持費も高いのです。
15時半、最終のスチーム号が運転された後、C61が車庫へと戻されます。コレが見たかったのです。ゆっくりと転車台に進入…
転車台に乗った後…
ぐるっと2回転! いつもより多く回っています!? 意外と回転スピード、早いんですね~
燃えカスを掃除してもらい、石炭、水を補給します。煙突から出た灰が降り注ぎます~
最後に一仕事。整備中のC56のテンダーを連結して移動。
再び転車台で向きを変えてねぐらに入りました。お勤め、お疲れ様です! 梅小路蒸気機関車館は土日祝日の14時頃行くのがおすすめです。やはり一連の作業は見ておかなくては。
たっぷりSLを満喫したあと、歩いて京都駅に戻ります。帰りついでに東寺に寄りますが、拝観料が掛かるのね~ またの機会に。
駅前のイオンモールを見て回った後、近鉄に乗って帰りました。今日は念願の?20,000歩到達。距離にすると16キロだそうです。やっぱり歩くのが一番!
来週は東京に帰って、いよいよADVをお出迎え。生駒常備になったら活動範囲も一気に広がりそうです!
by adv-kou
| 2011-04-24 21:52
| 奈良の暮らし
|
Comments(6)
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ヒロシです
at 2011-04-24 22:25
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ディーーーーーーーーーーーーーーープ!
ディープワールド堪能させて頂きました。
一人暮らし堪能されているようで安心しました!
来週ヨロシクです!!
ディープワールド堪能させて頂きました。
一人暮らし堪能されているようで安心しました!
来週ヨロシクです!!
0
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農協
at 2011-04-24 22:42
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関西私鉄は標準軌が多いのはレール幅が同じだと国から買収されてしまう恐れがあるので「これは路面電車です」として登録したので一部道路併用区間を造ったと聞いたことあります。
あと近鉄も同じ会社なのにレールが繋がってないのも国からの強制買収を恐れたためらしいです(あったまイイ~!)
梅小路機関区は一度行ってみたい場所です。
これだけ沢山の蒸気が保存されてる場所って日本でココだけですよね。
次回の京都旅の参考にさせていただきます。
あと近鉄も同じ会社なのにレールが繋がってないのも国からの強制買収を恐れたためらしいです(あったまイイ~!)
梅小路機関区は一度行ってみたい場所です。
これだけ沢山の蒸気が保存されてる場所って日本でココだけですよね。
次回の京都旅の参考にさせていただきます。
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航
at 2011-04-24 22:48
x
>ヒロシさん
関西はかなりディープゾーンです。
次回?は、現役最古の路面電車・阪堺電車と、
古典機関車の博物館・近江鉄道を狙っています。
一人暮らしは、寂しいもんです…
なので寂しくならないように適度に遊んでます♪
来週、楽しみにしております!
よろしくお願い致します☆
関西はかなりディープゾーンです。
次回?は、現役最古の路面電車・阪堺電車と、
古典機関車の博物館・近江鉄道を狙っています。
一人暮らしは、寂しいもんです…
なので寂しくならないように適度に遊んでます♪
来週、楽しみにしております!
よろしくお願い致します☆
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航
at 2011-04-24 22:53
x
>農協イレブン。さん
関西私鉄の線路に見慣れると、JRは“狭軌”だなぁ~と感じますね。
仰るとおり、関西はとても私鉄が元気です。
なので駅の接続や乗り入れ、ICカードの普及を見ても、まったく歩調があってません~
商いの土地なんですね。
梅小路、ぜひ足を運んでください。
入館料、もう少し高くても良いかなと思いました。
関西私鉄の線路に見慣れると、JRは“狭軌”だなぁ~と感じますね。
仰るとおり、関西はとても私鉄が元気です。
なので駅の接続や乗り入れ、ICカードの普及を見ても、まったく歩調があってません~
商いの土地なんですね。
梅小路、ぜひ足を運んでください。
入館料、もう少し高くても良いかなと思いました。
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深川の飲兵衛
at 2011-04-25 10:41
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ディープと言えばディープなんでしょうが、我々世代が見ると懐かしくて嬉しくて涙が出そうです!
電車は詳しくないので、103系ってモハ100とかクハ100とかの事ですか?
わたしは子供の頃、武蔵境に住んでいましたが、通称ゴキブリ電車からあのオレンジ色の電車に替わった時には、未来の電車がやってきた! くらいの感激が有りましたネ。
梅小路も行ってみたい場所です。
C51~57までのは、好き好きシリーズです!
力強さよりもスマート系好きなのかな・・・?
GWの四国も満喫してきて下さいネ!
電車は詳しくないので、103系ってモハ100とかクハ100とかの事ですか?
わたしは子供の頃、武蔵境に住んでいましたが、通称ゴキブリ電車からあのオレンジ色の電車に替わった時には、未来の電車がやってきた! くらいの感激が有りましたネ。
梅小路も行ってみたい場所です。
C51~57までのは、好き好きシリーズです!
力強さよりもスマート系好きなのかな・・・?
GWの四国も満喫してきて下さいネ!
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航
at 2011-04-25 21:35
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>飲兵衛さん
100tを越える機関車が転車台でくるくる回る姿は圧巻でした!
梅小路にはC53、C55がいましたよ。
C56、C57は動態保存ですので、本線上を走っています。
厳密にはクハ100は101系なのですが、
101系の登場直後、101系の改造版として登場したのが103系です。
高度成長を支え運んだ、名機です。
100tを越える機関車が転車台でくるくる回る姿は圧巻でした!
梅小路にはC53、C55がいましたよ。
C56、C57は動態保存ですので、本線上を走っています。
厳密にはクハ100は101系なのですが、
101系の登場直後、101系の改造版として登場したのが103系です。
高度成長を支え運んだ、名機です。