4月30日から5月5日まで九州に旅行してきました。東京からですと九州は北海道よりも遠く、あまり馴染みは有りませんでしたが、近畿にいると九州がグッと身近になります。前々から行きたい!と思っていましたが、出発の2週間前にフェリーの切符が取れたため、その後急遽何とか宿を抑え出発にこぎつけました。JUKEに家族と荷物を乗せて出発です!
大阪南港を出航するフェリーは取れなかったため、泉大津を出航する
阪九フェリーとなりました。乗り場は大阪市内から少し離れてはいますが、奈良からだと高速で1時間もかかりませんでした。しかも阪九フェリーは割安な上に船もきれい! なかなか良いですね! JUKEをフェリーに乗せて乗船です。そういえば車でフェリー乗るの初めてだった。

乗船したら早速船内を偵察。売店で絵本を発見しました↓

懐かしい「かかぐのとも」です。なんでもこの絵本のフェリーは乗船した「つくし」がモデルになっているそう。しかもうれしいことに!?絵本の中の親子はタンデムでフェリーに乗り込みます。さらにそのバイクのナンバーは「奈良」(笑) 初めてフェリーに乗った息子に記念としてあげるには申し分ないですね!
詳しくはこちらです。 17時半に泉大津港を出航し、お風呂に入ったり御飯を食べたりしているうちに明石海峡大橋を通過。部屋に戻ってのんびりし、ライトアップされた瀬戸大橋を見たところで就寝。
新門司港には定刻6時に着岸。乗船・下船時間もちょうど良かったです。九州の朝!

九州を訪れるのは2回目。初めて来た時は鹿児島・志布志に上陸し、そのまま屋久島へ。宮之浦岳に登った後、鹿児島に戻り開聞岳を登頂し、熊本から寝台特急さくら・はやぶさで帰りました。もう10年以上前の事です。福岡や大分などの北九州は今回が初めてなのでした。
上陸後まずは門司へ。こじんまりとした門司の古い街並みを楽しみます。

門司港駅前の広場でおじちゃんおばちゃんがラジオ体操をしていました~
787系旧「つばめ」を横目に、高速に乗り福岡・大宰府へと向かいます。8時過ぎに太宰府天満宮に到着、新緑がきれいな静かな境内を散策。一通り見終わった頃に観光バスが何台も来てアジア系の観光客を大量に下ろしていきました。
続いて福岡へ行き、福岡タワーへ。そしてマリノアシティ福岡へ。この辺りはガイドブック通りです(笑) 昼飯は九州支店に立ち寄り、ラーメン屋を案内してもらいました。食事後は車をホテルの駐車場に置き、徒歩に切り替えます。
午後はカミさんが行きたいという雑貨屋さんめぐりにお付き合い。地下鉄に乗って移動しますが、天神駅と天神南駅の乗り換えにはマイッタ! 地下街をかなり歩かされました。路線図には乗換駅と記されていましたが、15分ほど歩かないといけませんでした。街は博多どんたくが近いため、あちこちに特設ステージが設けられています。夕御飯は中州の焼き鳥屋にて福岡名物を頂きました。
翌朝、早く目が覚めたので福岡を早めに出発。高速に乗って一路南下し、熊本へ向かいます。熊本の手前の植木ICで高速を下り、下道でさらに南下し、熊本電鉄・北熊本駅へ到着。ここで車を駐車場へ入れて、市内へは熊本電鉄+熊本市電で入ります。パーク&ライドでエコ?な上に、アオガエルにも乗れてしまいます♪
久しぶりだね、アオガエル! 昔々、東急東横線か目蒲線で乗った記憶がありますが、その後は各地方私鉄に分散し、近代化に一役かいました。しかし各地に散らばったアオガエルたちも製造から50年余り経ち引退、残るは熊本電鉄の2両のみとなりました。なおトップナンバーは譲渡先だった上田電鉄から生まれ故郷の東急車輛に帰還後、何をどう間違えたのか、ぶった切られて渋谷ハチ公前に鎮座させられるという哀れな結末を迎えております。後ろのステンレスの車輌は元・都営三田線。その真ん中の茶色い電車は1928年製のモハ71で、車籍こそないものの、未だに入換機として現役という強者。

この車内、実に懐かしいですね~ 裾に丸みがあるのが愛らしい。つり革には渋谷109や東急百貨店の広告が今も残ります。このつり革、長さが長く、車体が揺れると網棚にもち手が当たって、カツーンと音がするんです。ガッタンゴットン、カツーンと15分くらい乗ると上熊本に到着。何も無かったこの駅の隣には、今は九州新幹線の立派過ぎる橋脚が聳え立っていました。この駅で熊本市電に乗り換えます。やってきたのは新型LRV。

通町筋で下車し、鶴屋百貨店で湊の食事をします。街で赤ちゃん用の設備が一番整っているのは百貨店やショッピングモールですね。小雨が降っていましたが、百貨店から出る頃には雨も上がりましたので、熊本城へと向かいます。さすがGWだけあってすごい人でした! 気になったのは、土産物屋に
くまモングッズがまあ多いこと! あまりの多さにちょっと引きますね~
昼御飯は馬刺しを頂き、熊本城をぐるっと回るバスに乗って、藤崎宮から再び熊本電鉄へ乗ります。こちらの路線は主に元・都営三田線が活躍。見所はなんといっても藤崎宮を出た直後の併用区間。こういうJRではありえない景色が地元小私鉄の一番の醍醐味。

以前訪れた時とまったく変わっていませんね~☆
北熊本駅に戻り、もう一度アオガエルをパチリ。

熊本のカエルは入線時に両運転台化されているため、丸っこい顔と平べったい顔の2つをもっています。真ん中の車輌は元南海。以前訪れた時はアオガエルも同じ色をしていましたが、数年前往年の東急グリーンに塗り替えられたそうです。アオガエルには緑が一番似合いますね。
アオガエルに別れを告げて、JUKEを東へと走らせ、宿のある阿蘇を目指します。1時間程度で到着しましたが、雨こそ降ってはいないものの、雲で阿蘇山の全景が見えません。でも本物のカエルがゲロゲロ鳴いており、癒やされます。やっぱり街より田舎のほうが良いな! この夜は温泉に使ってゆっくり。湊も畳部屋を行ったり来たりしていました。
次の日。天気はあまり変わりありませんが、雨は降ってはいません。直前に阿蘇に入られた方は大雨だったそうですから、雨さえなければ良いほうですね。まずはカミさん希望の数鹿流ヶ滝へ。

雨の影響で水量が多いみたい。近くにあるスイッチバック駅・立野にも行きたかったですが、今回は割愛。続いてぽん太さんに教えていただいた通称“
ラピュタの道”へと向かいます。誰がそう名付けたのか、ラピュタにいるかのような景色が見えるとか。

なかなかの景色ですね! 晴れていれば… いや雲海の方が良いのかな? ライダーはロマンチストが多いのですっ♪

対向車はやはりバイクばかり。ここでBMWと共に旅をするオレンジ色の640ADVにすれ違いましたよ。下界に下りて阿蘇神社へ立ち寄り、大観峰を経由し阿蘇山へアプローチ。ロープウェーで登ろうと、仙酔峡へと行きますが、ロープウェーが動いていない… 点検中ということだそうですが、財政難で再開は厳しいようですね。入り口に一言書いてほしかったなあ~ 仕方が無いのでぐるっと南へ回ります。途中で米塚が見えました。火山の跡だそうです。

草千里ヶ浜を過ぎ、もうすぐ有料道路、というところで大渋滞。休憩所へ入る車待ちのようです。全く動く気配が無いので、小さな車体を活かしてUターンし、草千里ヶ浜へと戻ります。休憩所に入ろうか、と話していると、前から見慣れたDRZが… あ、山岳部の後輩だ(笑) 関東では偶然会うなんて事はまず無かったのに、遠く離れた阿蘇山で会うとは! 草千里ヶ浜を話しながら歩いた後、別れました。あまりの混雑なので、阿蘇山のピークハントも諦めます。また来るよ! だって山は逃げないから。

この日の宿は大分のビジネスホテル。大分へはやまなみハイウェイを走って久住をかすめ、豊後街道を走ります。18時前には宿に到着しました。
5月4日も晴れ。5時におきて支度し、6時に出発します。国道九四フェリーが取れなかったため、臼杵から出る
オレンジフェリーに乗ります。国道フェリーよりはかなり高めですが、その分少し豪華な船です。7時45分を逃がすと11時過ぎまで無いので、がんばって早起きしました。

7時前には到着してしまいましたが、乗船順が早く、2等雑魚寝の家族スペースを確保できたのでゆっくり休むことができました。ほら、ゆっくり休んでる…↓

定刻通りに出航。風が強く少し揺れますが、外洋ほどではありません。さよなら九州、また来るよ!

ゴロゴロしていると2時間ちょっとで八幡浜に到着。そのまま高速に乗り、松山へと入ります。松山市内は大渋滞。すぐにホテルに車を置き、徒歩での観光に切り替えました。

今回泊まった中で最も高級だった
道後温泉・古湧苑。もうここしか空いていなかったんです。早速街に繰り出します。

おぉ、道後温泉。学生時代(やはり10年ほど前)にDTで来ましたが、だいぶ綺麗になりましたね。あの時は裏に路駐できましたから…

伊予鉄の道後温泉駅。なかなか風情があります。坊ちゃん列車専用留置線は前来た時は作っていました。ささ、坊ちゃん列車に乗って松山城へ行きますよ!
坊ちゃん列車は精巧なレプリカで、動力は蒸気ではなく内燃です。それでも雰囲気は十分出てます。終点に着いたらどうするかって? こうするのです↓

内蔵されたジャッキで車体を持ち上げグルッと回転。保線用モーターカーがよくやる手です。なお、客車の移動については人力かと思いきや、アシスト装置が付いておりました。
大街道まで坊ちゃん列車で走ります。客車も精巧に復元されており、車輪が鉄路を転がる感触がそのまま伝わり、乗り心地は良いとは言えません。それほど精巧、ということですね(笑) 15分ほど乗って下車し、ロープウェーで松山城へ。天守閣からは松山の街並みが綺麗に見えます。良いところですね~!

マドンナさんに家族で写真を撮ってもらいました↓

夕方から少し自由時間があったので、レンタル自転車を借りてサイクリング。やっぱり二輪ですな!(笑) しかし意外と松山市内は広く、時間の関係から遠出は無理そうです。なので、この交差点でスタンバイ。新型LRVがきました。

続いて坊ちゃん列車の1号編成↓

そして私達が乗った2号編成↓

2号編成の客車は1号編成よりも大型ですが、1両のみなので定員は変わらないようです。機関車は2号編成の方が若干厳つい感じで好きですねぇ。元はドイツ・クラウス社のB型だそうです。ところで、写真を見てお気付きかと思いますが、客車の上にビューゲル(パンタグラフ)があります。これはポイントの切り替え時に必要で、1号編成の写真にある架線上の黒いボックスに触れるとポイントが変わります。集電しているわけではありませんので、通常走行中は格納しております。
坊ちゃん列車を撮影した後、道後に戻り宿へ。夜は遅くまで街中でドンチャン騒ぎでした(笑) 温泉街ってすごいエネルギーですね。松山はたぶん仕事でまた来れそうです。
最終日5月5日はこどもの日です。実はこの日が一番大移動。松山から一路奈良へと走ります。松山郊外から高速に乗り、四国を横断。途中高松で降りて、屋島へ立ち寄ります。高松は仕事で何回か来ているのでお手の物。屋島寺を見た後、わら屋で讃岐うどんを食べて再び高速へ。鳴門の手前で原因不明の渋滞に1時間捕まった後、淡路島に入り、明石海峡大橋を渡って神戸へ。天気がよく眺めも最高。でも神戸市内と大阪市内で渋滞発生。渋滞をかわすために第二神明に入らず、北神戸線に抜けて北神トンネルへ迂回し三宮へ入りました。そして3号線には乗らず、湾岸を走る5号線に乗って阿波座まで、そして東大阪線に乗ってそのまま阪奈トンネルで生駒山を潜り、16時に帰宅です。帰宅後、スタンドへ行って給油と洗車。納車してからはじめての洗車でした~

走行距離は1,100キロ。6日間にしてはあまり走りませんでした。抜かしていくライダーやすれ違うライダーが羨ましく見えたり… 何気に初めづくしの家族旅行でした! 次はドコ行く!?